4度目の再発~始めての塞詮術
前のラジオ波治療の5ヶ月後、2005年1月にエコー検査でS6に異常が見つかりCT検査の結果12mm位の癌が見つかりました。S6は肝臓の右葉の下方背中側を大まかに言うのですが、局部はS5とS7とS8に接する感じで右葉のほぼ中心に位置していて、ラジオ波治療の難しい位置とのことで、処置の方法は塞詮術を選択せざるを得ませんでした。塞詮術なら紹介元のS.K病院でも治療可能なので、此処に留まるべきか、この際帰るべきか悩みましたが、結局治療の選択肢の多いK大H病院に留まり、3月に鼠蹊部からカテーテルを入れて塞詮術を受けました。此の時点で肝臓癌の治療はK大H病院で診て貰い、癌を除く肝臓病全体の治療や他の内科疾患はS.K病院とはっきり分割した形になりました。一番最初の癌の時に鼠蹊部からカテーテルを入れて血管造影の経験があるので、全く不安はありませんでした。前の通り自分で剃毛し看護婦さんはチェックするだけで、手間を掛けさせないように何時もやっています。6時間はカテーテルを挿入したほうの足は動かさないようにし、6時間後に食事もとれ、12時間後はベッド上に90度起きれます。24時間後にベッドの周りを歩いてみて異常が無ければ普通の生活に戻れます。この治療の欠点は局所再発率が1割前後あることです。しかも局所再発した場合はこじれる事もあるらしいのです。入院期間は概ね、10日間位ですから、ラジオ波治療と入院日数や治療費も似たような感じです。此の頃から癌の再発に怯えて暮らす事は無くなりました。癌の再発に慣れた所為ではなくHCVに付いて多くの媒体を通して理解というか、認識が深まった結果と言う感じがします。 入院する度に宅配メールのアルバイト(此のバイトは何十箇所も面説に行きやっと採用されたところなのです)を休ませて貰うのが此の3年続いていて、其の申し入れをする方が癌の宣告より気が重い感じさえする今日この頃と言う感じでした。


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